寒波襲来

観測史上最強クラスの寒波が北海道を襲うそうです。
今日は朝から気温がずっと上がらず、
日中も-10℃くらい。
夜から早朝にかけては-26℃の予想です。
寒い中何度も薪を取りに行きたくないので、多めに運んでおきました。
これで、明後日の朝くらいまではもつはず。
単発ならこれくらい下がっても「だいぶしばれたね」(だいぶ気温が下がったね、寒いね、という北海道弁)
と時候の挨拶くらいなのですが、
これが一週間も続くのはさすがに滅多にない事態。
何となく不安になって、車のガソリンも満タンにしました。
風も強くて、風紋ができていました。
外の仕事の皆さんは、本当に寒いと思います。
ありがとうございます。
寒波襲来についての記述で私の印象が強いものがあります。
小説「大草原の小さな家」シリーズの、
「長い冬」です。

開拓地が猛烈な寒波に襲われて、
連日-40℃、猛吹雪、雪で鉄道が止まり食糧・燃料枯渇の危機…。

家畜の餌用の乾草を燃やして暖を取り、
小麦をコーヒーミルで挽いたわずかな粉で一家の命を繋ぐ様子は、
思い出すだけで冷え冷えとした不安に駆られます。

自然の猛威の前には人間は何と無力なのだろう、と思わされます。
同時に、
生きるために人々が力を合わせて冬を乗り切る姿に勇気をもらえる作品です。
北海道開拓も、そのような大変な苦労の上になされたものであろうと思います。
暖かい部屋で過ごせることに感謝します。
何も被害が出ませんように…。

なつみの連絡ノート

北海道、十勝の芽室町で 3人の男児の母と獣医師をしています。 獣医の仕事や、 子どもたちとの生活について などを綴ります。 読んでくれた方と、連絡ノートのように お話をしていけたらいいなと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000