統一地方選挙2019
4月21日に、統一地方選挙が実施されました。
自分が立候補を検討していたので、
いつもの選挙より注目していました。
次回立候補するか、まだわかりませんが、
今回感じたことを忘れないように書いておきます。
町長選挙。
前町長が引退を表明してから、
候補者がなかなか出てきませんでした。
副町長の渡辺さんが立候補を表明して、
無投票当選かと思っていたら、
告示日前日になって矢野さんが立候補を決意。
矢野さんは、町議経験があり、
町長選に出たこともあります。
今回、町議に出るか町長に出るか迷っていたそうです。
当選した渡辺さんは、前町長の政策の路線を引き継ぐとのこと。
子育て支援を長く続けて頂きたいです。
町議選。
新人の方が1、2、6位で当選。
再選の方が10名。
最下位の方は再選ならず。
1位の方は農家の男性で、地域代表の後継者。
2位の方は看護師の女性で、商工会の役員。
自分が立候補するにあたって、
選挙では新人が名前や政策をアピールする手段が
非常に限られていると知りました。
現職は議会での発言や
活動報告などが認められているので、
選挙においては有利です。
その状況で、新人が1位、2位という結果。
ちょっと意外でした。
もちろん、選挙運動や政策の浸透に力を注いだ結果でもあると思います。
元々、知名度の高い方たちでもあったのでしょう。
でも、前職の方たちに物足りなさを感じている町民が、
新人に議会を変えることを期待しているのか?とも感じました。
有権者の視点から、今回の選挙を振り返ると。
各候補の政策が、さっぱりわかりませんでした。
選挙公報は発行されなかったです。
後援会のリーフレットや活動報告などは、
私の手元には2名の方を除いて届きませんでした。
前職の方たちは、議事録等で何となくカラーがわかりますが、
まとまった報告が欲しいと思いました。
後援会に入っていれば入手できたのでしょうか?
後援会事務所に連絡すれば届けてくれたのかな?
正直、何の繋がりもない候補にそこまでしない…。
インターネット上での発信もなかったです。
政党に属している方は、
顔写真と略歴が党のホームページで紹介されている程度。
新人の方たちは、噂でしかどんな方なのか分かりませんでした。
選挙カーでの名前連呼や演説も、
街中に音がワンワンと反響していましたが、
外で待ってでもいないと、
誰が何を言っているのか聞き取れませんでした。
候補者本人に会ったのは、1人だけ?だったはず。
こんな風だったらいいのにと思ったこと。
選挙公報配布。
選挙公報、各候補の演説動画、
選挙ポスターを役場ホームページから見られる。
役場ホームページを見に行くのもハードル高いかな。
SNSでプッシュ型の周知ができたらいいと思います。
ちょっと話が逸れますが、
自治会で回覧される役場からの文書も、
インターネット上でまとめて見られたらいいなと思っています。
私が立候補していたら、
どうしていたかな…。
そう考えながら今回の選挙を見ていました。
地域の有力者の方と繋がって、
組織票を狙うやり方は、
私には合わないなと思います。
青臭いかもしれないですが、
あくまで、政策、信条の一致する方に投票して頂きたい。
でも、当選しなければそもそも政策も何も意味がない。
それに、組織票なんて言っても
実際に投票するかは個人の自由だし。
人脈を広げることにはやはり意味はある。
でも、当選「させてやった」というしがらみができて、
議員活動を縛られる…?
あれこれと妄想します。
立候補を検討してみて、今まで知らなかった
議会や選挙の仕組み、ルールなど
多くのことを学びました。
議員の方々とお会いできて、
直接お話を聞くことができました。
私がお会いした議員の皆さんは、
知識のない私に親切に対応してくださり、
「やっぱりこういう方が議員になるんだなぁ」と
尊敬の念を抱く方ばかりでした。
しかし、私がお会いしたのが
足寄町以外の議員さんばかりだったので、
そこは良くなかったと思っています。
ライバルになるかもしれない、
と深く考えずに、
足寄町の議会について、
足寄町の議員さんにちゃんと聞きに行けば良かった。
中傷されることもあるよ、と
アドバイスをいただいたので慎重になりました。
まぁ、これは今後の課題として。
これからは、議会や行政の動きに目を光らせる、
「うるさい町民」になりたいと思います。
文字ばっかりの長文備忘録でした。
お読みいただきありがとうございました。
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