メープルシロップの木を探そう!

10月13日、こどもあそびクラブ10月の会「メープルシロップの木を探そう!」を開催しました。
会場はネイパル足寄です。
まずはじめに、
この度の台風19号で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。



足寄町では、会の前後にかなり風が強かったため、
計画していた森の中の活動は中止して
屋内での活動を行いました。
3月のシロップ採取でもお世話になった森遊びの先生たちに、
おがくずを使った着火剤作りを教えてもらいました!
足寄町林業グループ木岐会のS木さん、
ものづくり村運営委員のS野さんです。

今回の参加者の方は、
4家族+先生たち3人で16人でした。
おがくずとロウを混ぜたものを受け取ります。 
温かいおがくずを、
クッキーの型に詰めます。
ギュギュッと押して、
なるべくスキマがないように硬く詰めます。
しばらく冷まして…
慎重に型から外すと…

かわいい着火剤の出来上がり!


子どもたちが何度も「おかわり〜」とおがくずをもらいに行っていました。
ちょっと美味しそうです(笑)

ちょうどいい分量にしないとうまく固まらないそうですよ。
このおがくずは、
木岐会のメンバーがウッドキャンドルを作る時に出るものです。

混ぜるロウは、
町内の葬祭店やお寺で不要になったロウソクを使っているそうです。

資源の有効活用!
ステキな試みです(^^)

ウッドキャンドルは↓こちら。

夏キャンプの会で、
キャンプファイヤーとして使いました。


着火剤作りが一段落したら、
ネイパル敷地内にカエデの木を探しに行きました。
メープルシロップは、イタヤカエデの木から採ります。

こどもあそびクラブでは3月にシロップ採取の会を開催しました。

今回やりたかったのが、
森に入って葉っぱで木を見分けて、
マーキングしておき来年3月にその木から樹液を採る、
という季節を通しての活動でした。
3月の会の模様はこちらです↓
マーキングはできなかったけれど、
カエデの葉や木を観察することができました!

秋のイタヤカエデの葉はゴージャスな黄色でした。
強風のため木に近づくのは避けたものの、
子どもたちは強い風に体を任せて走り回っていました。


お昼ご飯を挟んで、
また遊びタイム。

うちの次男はお絵かきをしていました。
カエデの葉を描いたかと思いきや、
パンケーキの絵だそうです。
足寄町にお試し移住している
絵描きのWさんに、
手作り絵の具での着火剤の着色を試してもらいました。

片栗粉と食紅で作った絵の具は、
ロウを混ぜた着火剤と馴染ませるのに工夫が必要そうでした。

「こうしたら?あれはどう?」
と、大人も子どもも実験するのが楽しかったです。

おがカラーを使ったら?
または色付きのロウソクを使う?
クレヨンでロウに色をつける?
など、
次の遊びに発展するアイディアが次々出てきました。


この着火剤は、
町内の障がい者就労支援施設で商品化して販売しています。

実は、我が家は遊びの会で出会う前からの愛用者でした。
薪ストーブの着火に使っています。
石油臭くないし、長期保存できるし、
日持ちがいいので確実に着火できます。

資源の有効活用、
障がい者雇用の応援ができるところもお気に入りです。
おススメです!




今回も、
参加者の皆さん、
お手伝いいただいた皆さんのおかげで、
楽しく遊ぶことができました!

いつもありがとうございます(^○^)

来月は、人形劇上演のため
こどもあそびクラブはお休みします。
12月は何をして遊ぼうかな〜?


来年3月には、
またシロップ採取の会を開催したいと思っています。

また楽しく遊びましょう!

なつみの連絡ノート

北海道、十勝の芽室町で 3人の男児の母と獣医師をしています。 獣医の仕事や、 子どもたちとの生活について などを綴ります。 読んでくれた方と、連絡ノートのように お話をしていけたらいいなと思います。

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