あしょろ at.輪ーくす 始動

アートを中心にして、
人の輪ができる。
子どもも大人も、
楽しさが広がっていく。

そんな思いを込めて名付けられたグループ、
あしょろ at.輪ーくす。

11月の糸あやつり人形劇団の公演に向けて、
動き出しています。

きっかけ

このグループができたきっかけは、
私が足寄の若者グループラインで
「子どもたちに本物の人形劇を見せたいです。
人の交流の場にしたいです。
誰か一緒にやりませんか?」と
投げかけたことでした。

足寄は十勝の中でも中心部から遠く、
町でアート・文化に触れる機会は少ないです。

子どもたちに本物のアートを見せてあげたいと思っても、
往復3時間かけて帯広や音更にドライブすると思ったら、
よっぽど観たい公演でない限り腰が重くなってしまいます。


「ないなら作る」が最近のテーマの私。

それなら、呼ぶか!と決意しました。

本当にできるかな…

グループラインでそのメッセージの送信ボタンを押したとき、
めちゃくちゃドキドキしていました。

「人形劇なんてみんな興味ないかな」
「既読スルーだったら辛い」
「もし参加者がいても、私にリーダーが務まるかな!?」


しかし、
不安に反して
すぐに数人の方が反応してくれて、

その後も「私も!」と合流してくれる方がいて…

正直、嬉しくてちょっと泣きました(笑)


メンバーが集まってから、
足寄町の補助金に応募するために
計画書を作ったりしていました。

その中で、
団体名を決めることに。

最初は
「足寄人形劇プロジェクト」
という仮称をつけていました。

でも、
せっかくこうして集まったメンバーがいるのだから、
人形劇に限定せず継続的な活動にしたいね!と
話し合い、
名前の候補を出し合い、

あしょろ at.輪ーくす

という名前をつけました。

化学反応

何回かミーティングを重ねて、
今は広告の準備に取り掛かっています。

ここに至るまでに、
人と人との様々な化学反応が起こっています。

この名前を決めたことや、
話し合いで色んなアイディアが出てくること、
普段繋がりのない方達が集まっていること。

私が「足寄にもあればいいのに」と思っていた、
ぷれいおん・とかち。
このステキな団体と、足寄が繋がったこと。

人形劇を昔やっていた方と、
人形劇が好きで自分でもやりたい方との出会い。

「こんな知り合いいない?」
「そんな共通点あったの!?」
「その技術すごい!」


私は、この化学反応が楽しくて仕方ありません!

私一人ではとても成し遂げられないことが、
メンバーの力を貸してもらうことで前に進んでいく。

予想もしないひらめきが生まれる。


やること・決めることが山のようにあっても、
何とかなる!と思えるし、

これからもどんな展開があるのか、
ワクワクしています。


観る側も作る側も楽しく

私はあしょろ at.輪ーくすの活動では、
この言葉を大事にしています。

大人が楽しく生きているか、
人生を諦めてしまっていないか、
子どもには良く見えていると思います。

「うちのお母さん、お父さん、
町のお兄さん、お姉さん、
なんか楽しそう!」

「楽しいことって、
自分たちで作り出すんだな、
みんなで力を合わせると面白いんだな」


そんな風に子どもたちの目に映るといいな。


11月15日 夜

まだ正式な発表はしていませんが、
公演に向けて着々と準備しています。

糸あやつり人形劇の
アーティスティックな世界を、
子どもも大人も楽しめる舞台になるように。

頑張ります。

足寄近郊の皆様、
ぜひ予定を空けておいてくださいね(^-^)


(写真は、うちの庭のなんてことない地面ですが、
色んな種類の草がレース模様のようでキレイだなぁと思って撮りました)




なつみの連絡ノート

北海道、十勝の芽室町で 3人の男児の母と獣医師をしています。 獣医の仕事や、 子どもたちとの生活について などを綴ります。 読んでくれた方と、連絡ノートのように お話をしていけたらいいなと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000