HACCP勉強中
HACCPコーディネーターの資格を取るため、
勉強中です。
HACCPって何?
食品の安全を守るための手法です。
食品を食べて、
健康被害
(食中毒や異物混入でケガなど)
が起きることがないように、
ポイントを絞って管理して、
記録して検証するというやり方です。
元々はアメリカで宇宙食を開発するときに、
一緒に開発されたそうです。
宇宙空間にいる宇宙飛行士たち。
もし食中毒が起きたら、
治療もできず大変なことになります。
地上でも、
食中毒による被害は
消費者の健康や、
治療や経済的影響などで
社会的なコストになっています。
それを最小限に抑えるための国際的に認められた科学的手法が、
HACCPです。
Hazard Analysis and Clitical Control Point
の頭文字で、
ハセップまたはハサップと読みます。
日本語に訳すと、
危害要因分析と必須管理点。
どうやって学んでるの?
私は今回、
日本HACCPトレーニングセンターという団体の講習に申し込みました。
HACCP自体は国際的な基準、標準の手法なので、
誰でも学んで使えます。
市販の本を買って、
独学することも可能です。
ただ、それだと客観的に実力がわからないので、
仕事にするには不向きです。
色々な民間団体が学習コースや資格を設けていて、
その資格を取ることが一定の知識や力量の証明になります。
団体選び
資格を取る団体を選ぶのには、
しばらく迷っていました。
いろんな団体があって、
どこが信頼できるのかわからなくて…。
今回選んだ団体の決め手は、
帯広畜産大学の特任教授の先生がこの団体の資格を持っていたこと。
あと、
基礎講習がeラーニングで受けられること。
育児と勉強の両立
eラーニングの方が、
決め手としては大きかったかもしれないです。
田舎住みの乳幼児の親なので、
東京や札幌に講習を受けに行くのは結構ハードルが高いです。
夫とのスケジュールの調整や、
子どもの健康状態、
あと移動費用や宿泊費も気がかり。
東京に住んでいれば3日間の講習に家から通うことも可能ですが、
私だったら4泊5日の日程が必要です。
この講習は、
基礎学習(6時間相当)をeラーニングで受講し、
実践編の集合学習だけ会場に集まります。
今回は2日間講習で札幌に行きますが、
滞在日数が減らせます。
基礎学習も自分の好きな時間、
好きな場所で受講できるので、
子どもを送り出してすぐに家で勉強できるし、
理解の足りないところをスキマ時間で再受講できたりするので、
勉強しやすいです。
農場HACCPもJGAPも今年中に資格を取るつもりなので
家を空けることが増えます。
なるべく近くで受けたいですが、
東京でしか開催されない研修もあります。
夫との調整が欠かせません。
このeラーニング+集合スタイル、
もっと多くの団体で採用してほしいです。
資格は入り口
今回のHACCPコーディネーターの資格は基礎編です。
どちらかと言えば、
実践する企業の社員さんが必要とする資格かも。
コンサルティングを仕事にするなら、
上級資格を取ることも必要だし、
資格と仕事を受けられる実力があるかは別なので
実務経験も積まないといけないです。
私のレベルはまだまだスタートライン上ですが、
頑張っていきます。
HACCPでみんなハッピーを目指す
HACCPを用いた衛生管理は、
今後日本で農場を始めとした
食品に関わる事業者全てが必要とするものだと思います。
(実際に、
2021年から農場以外の食品事業者に義務化する法律がすでに成立)
そのメリットは、
消費者にとって
安全・安心が確かなものになることはもちろん、
事業者の方にも
製品の安全性向上、
効率性の向上、
従業員教育のレベル向上、
取引先からの信頼性向上、
と儲かるポイント満載だと思います。
みんな得する仕組みを作る、
応援がしたいと思います。
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